021号 ゆっきゅんが思い出させてくれた感性など
早口文章になってしまったのが恥ずかしく、下書きに寝かせたままでした 年末のことをかいています
部屋の余白を埋めたくて、IKEAで腰くらいの高さの棚を二つ買ったけど、埋められるほど置くものもない 棚を埋めるためにものを買うのも違う気がして、一つだけ組み立てて、もう一つは押し入れに押し込んだままになっている
この二ヶ月ほど、日々があまりにも平和で、この平穏を私が受け止めていいのか、もっと辛い想いをするべきなのではないか?などの後ろめたさとともに生活をしている 南海キャンディーズの山ちゃんが不毛な議論で結婚発表した際に、僕なんかが幸せになっていいのか迷った、といったような発言を切実にしていたことを思い出す(なぜかaikoのゲスト回で、あまりにもaikoには重役すぎやしないかと思ったことも一緒に思い出す)
山ちゃんが抱えているプレッシャーと私が感じているあれこれなんて、比較するに値しないことは重々承知しているけれど、思い出すのは思い出すのだから許してほしい
いいじゃん、日々は楽しくていいはずなんだよ、という気持ちと、いやなんだか血を滲むような努力をしなくてはいけないのではないだろうか、という気持ちを往復しながら、自転車のパンクを修理に出せていないし、キッチンの湯沸かし器の単一電池がずっと買えないし、資源ごみの日を逃し続けていてダンボールの山が消えない 気持ちのやり場と生活は伴わない
最近のわたしはゆっきゅんに夢中 ゆっきゅんの歌詞は、自意識過剰人間の拠り所になっている 特にNGという曲が好きで、気が狂ったように繰り返し聴いている 「こんな似てる君が他人って嬉しい」という歌詞が凄すぎ だし、別れへの清々しさが気持ち良い さっきまでDANCESELFで踊りながら食器を洗っていたら、秒で終わってウケた。ゆっきゅんの歌と歌詞は、私が私でいていいことを「マジ」で言ってくれるんだよな
12/18に高円寺HIGHでの1stツアーに行ってきて、もうそれはそれは魅せられてしまい、この数日ゆっきゅんのことで頭がいっぱいです ダンスも振る舞いも、流し目も歌ももちろんいいのだけど、DIVAとしての「「輝き」」が眩しくて、その輝きでしか摂取できない栄養のようなものがある これは確信なんですよね、すいませんが
MCで、物販にPayPayが導入されたことに喜んだと思えば、ずっとあなたを思って歌を歌ってきたの、と伝えてくれるアイドル性を叩きつけてくるギャップに狼狽えては絶叫していた 私はゆっきゅんが最近引っ越したこと、本棚をやっと組み立てたこと、ハンガーラックが急にぶっ壊れたことも知っているのに
アイドルって、現実味がなくて、生活感がない 雲の上の存在だと思っていたのだけど、それが良い意味で狂わされた ステージ上のゆっきゅんは確実にアイドルだったのだけど、その裏にある生活や自意識や、同じ人間であることの証明に触れてはアイドルなのか?人間なのか?で振り回される ゆっきゅんが何を考えてたか、何を知りたいと思っているか、全部知りたくなっちゃう……DIVA projectと名付け、DIVAという肩書きで活動をしてくれてありがとう、ゆっきゅん
ゆっきゅんはいずれオールナイトニッポンゼロに出るだろうし、武道館でライブをするだろうし、それが実現したらきっと私は嬉しい けど、本人はそういう「売れる」とかは目標にしていなさそうなのが良い 歌を歌って、踊っていたいという願いだけがある そういうほんものの切実さに弱い 本人から湧き出るほんとうの願いに惹かれる 金髪ゆっきゅん、最高によかったな………あんなフリフリキラキラ衣装&王冠が似合う成人男性知りません
グッズで買った「DIVAME」のキラキラピンをコートに付け替えるたびに野良DIVAとしての自覚を再確認しています またライブに行きたいです